株式会社サヤトレの増田です。
本日は「相場の暴落」をテーマにお届けします。
投資を長くしていると必ず大きな暴落を経験します。
その時に投資家として、どのような行動を取るか?
暴落時の対応は、とても重要です。
ここで重要なのは、投資家レベルと投資戦略です。
投資している戦略や状況によって取るべき行動が違います。
売った方がいい人もいれば、買った方がいい人。
暴落に焦った方がいい人もいれば、喜んだ方がいい人もいます。
人によって違います。
【一般例】
■ハイレバレッジ短期売買で大損中の人(損切り推奨)
■積立投資1年目で評価損になった人(損切りしちゃダメ)
■積立投資30年目の高齢で利確を考えていた人(利確推奨)
上記は、あくまで私個人の考え方の一例です。
大事な事は、投資家本人が暴落時にどう対応するか?
平常時に自分の投資行動をあらかじめ決めておきましょう。
私は、1週間~数ヶ月のスイングで投資をします。
この投資戦略で重要なのは、柔軟な損切りです。
自分が予想した方向と逆に行った場合、早期に損切る。
傷が大きくなる前に損切りして、致命傷を避けます。
損切りが出来るだけで、相場で生き残れる可能性は大幅に上昇します。
よって投資している人には、基本的に損切りを推奨します。
しかしその逆に損切りしては、いけない投資戦略もあります。
代表例が積立投資です。
積立投資は、10年のように長期間毎月積立を継続します。
しかし多くの人は、相場が暴落したらアタフタします。
積立を一時的に止めたり、最悪の場合は、損切りします。
私は、元証券会社員です。
暴落時に積立投資を辞める人を心の底から哀れんでいました。
平常時に何度も何度も繰り返し伝えた投資知識
増田「積立投資は、価格が安くなった方が有利です」
投資家本人も理解しているはずなのに、実際は、真逆の行動です。
相場が暴落して評価損になったら、焦って間違った行動をする。
「だからあなたは、投資で勝てないんですよ」
可哀想なので本人に言う事は出来ません。
しかし負ける投資家を多くみて、私はそうなってはダメだ。
常に自分に言い聞かせています。
そういう私も相場が動いたら変な行動する可能性あります。
よって事前に自分の中で暴落した時の行動指針を用意しておく。
暴落が起こった際には、変な事せずにその指針通りに行動する。
冷静な状態で暴落時の行動指針を作成。
実際に暴落したら、その通りに投資行動するのみです。
作成した投資行動指針が合っていれば、投資成果に繋がります。
相場が暴落した時にどう対応するか?
あなたは事前に対応を決めていますか?
投資状況や戦略は、人によって違います。
損切りが正解な人もいれば、損切りが不正解な人もいます。
暴落してから他者の意見を探しにいくのは、遅いです。
暴落してから考えるのではなく、平常時に決めておきましょう。
以上、資産運用のヒント、ご参考になれば幸いです。
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