株式会社サヤトレの増田です。
本日は「自分にとってのリスク」をテーマにお届けします。
私は、職業柄リスクについて考える機会が多くあります。
本日は、経営者&投資家目線でリスクに対する考え方をお届けします。
最初に本日一番伝えたい結論を述べます。
「リスクは、その人によって異なる」
この結論をゴールにお読みいただけると幸いです。
私の考えるリスク事例1つ目は、経営者目線で「就職」を事例に説明します。
世の中一般的に会社員は、安定している。
そういう認識があると思います。
確かに会社員は、毎月安定した給料を得られるため、リスクが低いと考える事も出来るでしょう。
しかし起業している私からすると会社員にもリスクは十分にあり、勤め先によってはハイリスクと感じます。
実際に私の友人達の事例でお伝えします。
私の友人の証券会社出身者は、銀行に転職する者が多くいます。
都市銀行のメガバンクです。
世間一般的に銀行に勤められたら安定している。
そんな印象を持つ人も多いでしょう。
しかし私は、全くそうは感じていません。
証券同期「○○銀行に転職するわー」
増田「ええぇー!!なんでそんな斜陽産業に!?」
2011年の時点で私は、そう思っていました。
当時スマホは、少しずつ普及しておりましたが、世間はまだまだそう思っていなかったのです。
銀行に転職した友人達とは、仲良しで毎月のように遊んでいます。
銀行員達が自分達の立場の危うさに気付き始めたのは、その5年後くらいです。
2016年頃からスマホの普及によって一気にネット送金が当たり前になります。
銀行も支店を減らす方向に動き始め2020年のコロナで確信する人が上回りました。
今後、銀行の支店は、ドンドン減り人の必要性が無くなっていきます。
銀行内で座れる職員のイスの数は減ります。
45歳になった会社員が人員整理や退職勧奨のリストラに巻き込まれたら大きなリスクではないでしょうか?
大きな会社でも何があるか分かりません。
東芝やシャープも数年で一変しました。
会社員を長く続けるよりも自分でお金を稼げるスキルを磨く方が私はリスクが低いと考えています。
リスク事例2つ目は、投資家目線で「貯金」です。
私は、20代から資産のほとんどをドル建て資産で保有してきました。
私は、日本に住み日本を拠点に生活しています。
そして今後も日本に住み続けたい。
そのニーズを叶えるためにも私は、日本円で資産を持つべきではない。
長期的考えてドル資産で貯め続けてきたのです。
日本に住んで生活する事は、日本国のリスクを大きく受けます。
そんな中、自分の資産が日本円の貯金という事は、日本国に何かリスクや経済危機が発生した場合同時に日本円の下落リスクを受ける事になります。
日本に住み日本円を貯める事は「自国のリスク」と「資産のリスク」2つのリスクを抱える事になります。
私は、日本に住む事で自国のリスクを取る変わりに資産防衛のためにも円資産を持たないようにしてきました。
すなわち外貨資産への投資です。
人によっては、外貨資産に投資する事をリスクと感じる人もいるかもしれません。
しかし私にとっては、日本に住んで日本円で貯金する事の方がリスクなのです。
日本に住みながら日本円の貯金は持たず、外貨建ての金融資産に投資を続けた結果、私の資産は年々大きく膨らんでいます。
日本が世界的に衰退して円安になり、インフレで物価が上がったとしても私の資産は、外貨建てなのでインフレヘッジ出来ているのです。
貯金は、安全で投資は、リスクと考える人もいれば、私のように貯金がリスクと考える投資家もいるのです。
つまり冒頭の結論のように、リスクはその人によって異なります。
皆様は、自分にとってのリスクは何なのか?
しっかりとリスクについて考えましょう。
リスクは、その人の状況によって異なります。
世間一般のリスクとあなたのリスクは違うのです。
自分にとってのリスクとは何かについて考えるきっかけになれば、幸いです。
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