【初心者必読】サヤ取り投資入門レポート

自責思考と他責思考

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「自責思考と他責思考」をテーマにお届けします。

先日、店舗系の会社経営をしている社長と社員教育の話をする機会がありました。

その社長が最も強く社員を教育している内容をシェアします。

それが「自責思考」と「他責思考」です。

自責とは、自分に責任があると考える思考で、他責とは、他に責任があると考える思考です。

自社の社員の多くが他責思考なので、自責思考に切り替えるための教育が一番大事。

社員が自責思考に切り替わると、組織は上手く機能すると述べていました。

私は、本当にその通りだと共感します。

その理由は、私個人が20歳の頃、他責思考から自責思考に切り替わり人生が大きく好転した実体験があるからです。

成人以降自分の周りで発生する全ての事柄において自分に責任がある。

そのように考えて生きてきました。

会社員をしていた時も、独立起業して投資家になっても

■自分が勤める会社

■自分が勤める部署

■自分の給料

■自分の結果

■自分の評価

■自分の会社の売上

■自分の投資成績

全て自分の実力であり、全て自分の責任と考えます。

それが他人のミスでも、スタッフのミスでも、全て私に責任があります。

読者の皆様に見える実例として1つ共有します。

私は、定期的に投資家交流会を開催しています。

普段あまり出来ないお金の話をリアルに出来る交流の場を作り、お客様の喜んで貰う目的です。

お店を貸切りで予約して会場を確保してから参加者を募集します。

しかしある時、お店側のミスで交流会の会場が予約出来ておりませんでした。

それが分かったのは、交流会開催の直前です。

すでに沢山の参加者の申し込みを受けていました。

お店側のミスで予約が出来ておらず急な時間変更となり、参加者に迷惑をかけ主催者である私の信用も失ってしまいました。

お店側(他者)のミスでこちら側に大きな迷惑と損失が発生してしまった。

このような状況になった際、皆様は、どう考えますでしょうか?

通常は、お店側のミスで自分に責任はないと考えます。

しかし私は、そうではありません。

自責思考の私は「自分が悪く、お店は悪くない」と考えます。

自分が予約したタイミングでお店側ミスをした自分の運が悪い。

お店がミスをしたのは、自分の責任である。

そのように考えているのです。

この思考は、時に苦しい事もあります。

理不尽な事も経験するでしょう。

しかしその結果、自己成長する事が出来ます。

特に投資とビジネスにおいて、この自責思考はとても重要です。

投資もビジネスも共通して失敗するとお金を失います。

私は、何度もお金を失う度に自分の責任を探し、同じミスを繰り返さないように学んできました。

人のせい、社会のせい、政治のせい、コロナのせい、災害のせい、世の中のせい

もし自分が他責思考で生きていたら、投資家や経営者として生き残れていなかった。

そう考えています。

投資の世界では、自己責任という言葉があります。

この自己責任の考え方は、投資以外にも仕事やプライベートでも応用可能です。

私のように100%自責で考える必要がありませんが、自責と他責のバランスの比重を自責多めで考える。

この思考を持つ事が大事だと思います。

自責思考と他責思考

あなたは、どちらの比重が大きいでしょうか?

投資に限らず自責思考を意識してみてください。