【初心者必読】サヤ取り投資入門レポート

世の中は、ポジショントーク

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「ポジショントーク」をテーマにお届けします。

ポジショントークとは、自分に有利になるように発言する意味です。

投資の世界では、ポジショントークが溢れています。

私は、元証券会社に勤務していました。

多くの投資家が有難がって読む投資レポート。

金融投資レポートですら、中立性はありません。

主幹事している会社の批評は、書きにくいです。

自分のポジションを有利にする発言に偏る。

投資に限らず世の中全体ポジショントークと言えるでしょう。

私は、投資家として売買する際に次の事を良く考えます。

自分が売ろうとしているタイミングで買う人の心理です。

公平な投資は、売りと買いの価格が一致した際に約定します。

同じタイミングで反対意見の人がいる事で約定して値段がつきます。

私が強く下がると思い空売りショートする時

同じタイミングでどこかに同じ銘柄を買ってくれる人がいるのです。

なぜ買う(上がると予想)のか?

反対側の思考になって考えるようにしています。

これは私が投資家として売買以外でも大事にしている視点です。

私が会社員だった頃、投資家・経営者の考えが分かりませんでした。

投資家・経営者のポジションになって、分かった事が多くあります。

子供の時に分からなかった事が大人になって分かった事も多くあります。

私は、証券会社員時代の同期と仲良くしています。

今、会社に残っている同期は、部下を持っている役職です。

当時、上司の悪口言っていた者が今は、部下の悪口を言っているらしいです。

部下のポジションだった頃は、上司の悪口

上司のポジションになったら、部下の悪口

人は、自分のポジションに合わせて発言する生物なのです。

日本の政治の多くは「裕福な高齢の男性」が行っています。

反対ポジションにいる「貧困の若い女性」の気持ちが分かりません。

ポジショントークが基本の世の中です。

この真実を受け入れつつも、自分のポジションと反対側について考える。

反対側を理解しようとする努力を全員がする事が大事です。

■男性⇔女性

■若者⇔高齢者

■既婚⇔独身

■裕福⇔貧困

■労働者⇔経営者(資本家)

などなど

皆様も自分のポジションと逆側にいる人達が何を考えているのか?

ぜひ考えて意見を見聞きする機会を作ってみてください。

自分と反対側にいる人を理解出来るようになりましょう。

この思考訓練は、反対側の意見である投資の売買にも活きる事でしょう。

以上、資産運用のヒント、ご参考になれば幸いです。