株式会社サヤトレの増田です。
本日は「データ」をテーマにお届けします。
私は、投資に限らず数字やデータを重要に考えます。
特にお金が絡む分野は、特に数字が重要です。
経営、財務、投資、WEB解析など
期待値や勝率を計算して統計的に勝てる可能性が高い。
そういう勝負(取引)を繰り返したい考えです。
私の投資戦略のサヤ取りやロングショートを事例にして解説します。
私同様にデータ重視派の投資家は、何かしらの参考になれば幸いです。
まず結論として、今私がやっているサヤ取り投資の優位性をデータで証明する事は、不可能です。
その理由は、「裁量判断」が入っているからです。
裁量判断とは、私個人の良し悪し(買い売り)の感覚です。
センスや技術と言い換える事が出来ます。
「サヤ取り投資が儲かる確率やデータが欲しい」
そういう声をユーザーから頂戴する事もあります。
もしそのデータを入手出来るのであれば、私も欲しいです。
そしてデータは、公開側によって都合よく切り取る事も可能です。
私は、過去に金融商品を販売していました。(証券会社勤務)
本社の賢い人が作った都合の良い綺麗なデータ資料を使い営業します。
データは、作り方や切り取り方や期間を調整する事で良く見えます。
投資家目線で分かるからこそ適当なデータを出すと信用を失う。
私は、そういう考えです。
【例】
■勝率100%
(損切りしていないだけ)
■月収100万円 を自慢
(そいつの年収も100万円です)
■2024年300万円の利益
(前後の年で負けている)
■10年間一度も負け無し
(評価損を含んでいない)
■経営者が月商◯億円とマウント
(利益なくて赤字です)
このような数字やデータに世間は、凄い思うかもしれません。
私は、全く凄いと思わず、逆に怪しみます。
サヤ取り投資は、あくまでも投資戦略の一つです。
サヤ取り投資で儲かる人もいれば、損する人もいる。
上手い人もいれば、下手な人もいる。
これが真実です!
■成長株投資
■割安株投資
■サヤ取り投資
■インデックス投資
■ワンルームマンション投資
どれが一番儲かりますか?
勝率はいくらですか?
最大ドローダウンは?
もしこのような統計データがあれば私も見たいです。
しかし割安株投資と言っても何を持って割安と判断するのか?
割安株の定義が必要です。
PERなのか、PBRなのか
そしてその値がいくらなのか?
数値を0.1調整すれば、投資成績は変わります。
組み合わせは、無限です。
「データは重要ですが、そのデータが手に入らない」
「裁量判断が入れば、算出は不可能」
「人によって儲かる人もいれば、損する人もいる」
これが投資戦略の実情です。
完全にデータ重視する場合は、システムトレードがオススメです。
システムトレードは、仕掛けと決済のロジックを100%プログラムします。
その売買ルールに裁量判断は、一切ありません。
【イメージまとめ】
■投資戦略:割安株投資・成長株投資・サヤ取り投資
■投資戦略のデータ:システムトレードでないと計算出来ない(再現性がない)
■裁量取引のデータ:個人のセンス(最悪ウソつける)
■投資分析ツール:スクリーニングや検索出来る計算機(サヤトレもその一つ)
【結論】
裁量判断が絡む投資戦略において、儲かるか損するかは、その人次第。
データは重要で欲しいけれど、手に入らないに意味が無い。
投資戦略において再現性を求める場合は、システムトレードがオススメ。
最後になりますが、データ重視派のサヤ取り投資家として
裁量判断を完全排除したサヤ取りのシステムトレードかつ
売買ルール(プログラム)を自動的に修正してくれる(AI)
AIがサヤ取り投資ペアを選んでくれるシステムを作りたいです。
サヤ取りペアを選ぶセンスが無い人でも、試せる。
次のサヤトレ2.0の開発目標として、研究を進めていきます。
どうぞよろしくお願いします。
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