【初心者必読】サヤ取り投資入門レポート

投資データや統計の考え方

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「投資のデータや統計の考え方」をテーマにお届けします。

私は、投資においてデータを重視する人間です。

株式投資の場合に最も重要な数字データは何でしょうか?

私は「株価」だと考えています。

株価の推移の数字が最重要データです。

売上や利益などの決算情報も数字データの一つです。

しかし結局のところそれら全てを含めて株価に出ます。

株価推移(テクニカル)が全ての結果を表している。

これが私の投資の基本的な考えです。

私は、データを重視する投資家と前置きをしました。

そんな私が意識している事があります。

それは・・・

データを信用しすぎない事です!

データは、重要と考えています。

しかしデータや統計は、あくまでも過去の結果です。

投資は、未来の予想です。

自分が投資したタイミングでこれまでにデータに無いような値動きする。

データを信じた結果、損をする経験を数多くしてきました。

データを重視しつつもデータを信用し過ぎない。

データ派の私が投資においてとても大事にしている視点です。

ノーベル経済学賞を取ったデータ分析を扱う天才達が立ち上げたヘッジファンド。

LTCMもデータに重視して投資をした結果、数年で破綻しています。

データを信用し過ぎて投資する事は、リスクになります。

私が得意としているサヤ取り投資やロングショート戦略。

海外ヘッジファンドによる良いデータも悪いデータもあります。

色んなデータがありますが、結局のところ運用担当者の腕次第です。

サヤ取りやロングショート戦略の都合良いデータを乗せる事は可能です。

しかしそのデータを見てサヤ取り投資をしても初心者に再現性はありません。

よって私は、都合の良いデータをあまり載せないようにしています。

■割安株に投資した際に勝てるデータ

■マンションに投資したら勝てるデータ

■飲食店を開業したら儲かるデータ

恣意的に良いデータを上手く作ろうと思えば可能です。

しかしそんなデータを作ってもお客や投資家の為になりません。

■株価が割安な銘柄に投資する割安株投資は、銘柄

■不動産投資は、投資する物件

■飲食店の成功は、場所や経営する人の能力

選ぶ銘柄や物件や人によって結果は、変わります。

そして、そもそもデータが本当に合っているのか?

算出した期間に偶然の偏りがあるかもしれません。

国が公式に出す統計データでも都合の良い計算方法や算出定義になっている。

信憑性にかけるケースもあります。

データを疑い出すとキリがありません。

投資で勝つ確率を高める統計データを確認する事は重要です。

しかしあくまでデータは未来を予想するヒントに過ぎない。

投資の世界は、過去に想定していない事が発生してデータにない動きをする事がある。

データはあくまでに確率程度に考えましょう。

データを確立程度に参考にしつつもデータに無い値動きをする事を想定して投資する。

データを重視する投資家の意見として何かしら皆様の投資の参考になれば幸いです。