投資における金銭感覚のバグ

株式会社サヤトレの増田です。

本日は「投資における金銭感覚」をテーマにお届けします。

お金の価値は、人によって違います。

１万円という紙幣自体の価値は同じです。

しかしその紙幣を使う人の感覚的価値は人それぞれです。

年齢、保有資産、職業、能力などによって大きく違いがあります。

億万長者の１万円は小銭です。

しかし小学生にとっての１万円は大金と言えるでしょう。

一般的に使われる言葉「金銭感覚」です。

金銭感覚は、人によって違なります。

しかし同じ人であったとしても状況によって変わるケースがあります。

それが投資です。

今、あなたの財布の中に入っている１万円と証券口座に入っている１万円。

本当にその価値は同じですか？

日常生活で財布に入っている１万円は、大事に使います。

しかし証券口座に入っている10万円は、いとも簡単に損していないですか？

日常生活で財布を落として10万円無くしたら歴史に残る大事件になると思います。

しかし、投資の場合、あっさりと100万円を失うようなことはありませんか？

正直言って私は、日常のお金と投資のお金の金銭感覚は、大きく乖離しています。

私の投資家人生で1日に最も損した金額は4000万円です。

私は、普段ランチでカレーのルー大盛り追加200円をためらいます。

ラーメンのチャーシュートッピングをためらう金銭感覚で生きています。

しかし投資で4000万円失っても、さほど大きな精神的ダメージを受けていません。

そんな状況に自分が一番驚いています。

自分の金銭感覚は、バグっている事を理解しています。

本日お伝えしたい結論は・・・

「日常生活の金銭感覚」と「投資の世界の金銭感覚」は大きなズレが発生しやすい。

そしてその感覚のズレは、大損に繋がり非常に危険です！

投資経験がある全ての人は、この実情に気付いている事でしょう。

しかし改めて注意喚起しておきます。

日常と投資の金銭感覚は大きく異なり、そのズレは投資家にとって大きなリスクです。

証券口座内の資金は、タダの数字の羅列にしか見えません。

しかしその数字の羅列は、現実世界でのお金です。

出金したら、ちゃんとお店で使えます。

数字ではなく、お金である事を意識しましょう。

私は、日常で使う現金が無くなると証券口座から銀行口座に出金します。

銀行に出金する度に不思議な感覚になります。

「本当に出金、出来る・・・」

私は、投資をオンラインゲームのポイントと考えて増やしています。

証券口座内の仮想のゲームポイントが実際の銀行口座に出金が出来る。

オンラインゲーム（投資）で増やした500万ポイント。

出金すると銀行口座に500万円入る。

この現実に驚く感覚です。

チャーシュー麺いくらでも食べられる金額です。

私は、日常生活の金銭感覚は正常です。

投資における金銭感覚はバグっていると自覚しています。

今では、投資のお金と現実のお金は別物と意識。

投資で儲かった際には、たまに出金して現実で使い価値を感じる。

金のありがたさや価値を実感しているのです。

財布に入っている１万円も証券口座の１万円も、実際の価値は同じです。

しかし投資をしているとまったく同じ金銭感覚にはならないのも現実です。

投資で一定以上の利益が出たら銀行口座に少し出金してみてください。

そしてそのお金を財布の中に入れて、ぜひ使ってください。

おいしいご飯を食べに行く。

自分が欲しい物を購入してもいいでしょう。

好きな人や家族にプレゼントすれば喜んでくれると思います。

正常な金銭感覚を保つための対策になります。

１万円あれば日常で多くのことが実現できます。

投資をしていると金銭感覚がバグります。

定期的に金銭感覚を見つめ直す時間を作ってみてはいかがでしょうか？

以上、資産運用のヒント、ご参考になれば幸いです。

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