株式会社サヤトレの増田です。
本日は「実態経済が悪くなるまでの時間軸」をテーマにお届けします。
私は、長年金融経済について自らお金を投じて研究しています。
毎年のように新しい発見や学びを得て、金融経済の知識はレベルアップしています。
そんな私が2022年に大きく学んだ事は、実態経済が悪くなるまでの時間軸です。
2020年の新型コロナが世界で流行した際に私は、1年後に経済は、超悪くなると予想していました。
しかし2021年になり、コロナも全く収束しない中で経済は、まだまだ元気でした。
そして2022年に入り、実態経済が落ち込み少しずつ統計データも悪くなり出しています。
本来2020年で打撃を受けて2021年に潰れるはずだった企業が日本政府の支援で、1年間寿命を繋いで2022年に潰れ出しています。
本来、潰れるはずの会社が銀行から借金をして月々の利払いが出来ないにも関わらず存続している企業の事を「ゾンビ企業」と呼びます。
日本は、ゾンビ企業が増えているのです。
ゾンビ企業の数が増える事は、将来倒産する可能性の高い会社の数が増える事を意味します。
これは、金融経済的に大きなリスクと言えるでしょう。
2020年のコロナの当初は、未知の状況だったので企業を救済する日本政府の政策は、正解だったと思います。
しかし2年経過した2022年以降は、借金を返済できない会社は、潰れる。
厳しい生き残り競争に突入していく事でしょう。
今、経済を悪くする事象が発生した場合に、実態経済が悪くなるまでには、時間がかかります。
その時間軸は、基本的に1年
延命措置が取られた場合でも2年後以降
結構長い時間がかかるみたいです。
私達投資家は、日々最新の情報収集をしていますが、その情報が実態経済に与えるまでの時間軸に関しては、長い時間がかかるという事を覚えておくと良いでしょう。
投資は、銘柄よりもタイミングが重要です。
しっかりと相場の大局を見極めて投資のタイミングを意識しておください。
以上、資産運用のヒント、ご参考になれば幸いです。
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