株式会社サヤトレの増田です。
本日は「国力が落ちるデメリット」をテーマにお届けします。
私が経済に興味を持ち学び始めた2007年。
日本は、ゆっくり衰退する事を確信しました。
今日よりも明日、今年よりも来年、少しずつ今と同じ生活する難易度は上がっていく。
そのためには、個人がお金の知識を身に着けて、自分と家族が助かるように努めるべきである。
そう考える私自身が金融を学び実践して、証券会社を退職した2011年からメルマガで情報を発信し続けてきました。
そして最近では、自国が弱くなっている認識や、実感を持つ人が増えてきているように感じます。
今、経済的に苦しい人にとっては傷口に塩を塗るような内容になります。
しかし、国力低下の現実を認めつつ肌感覚で分かりやすい身近な事例を3つお届けします。
■1つ目 美味しい物が食べられない(値上げ)
これまでに日本人の庶民が食べてきた美味しい食べ物が食べられなくなります。
食材の値段が上がるのです。
例えばマグロやウニのような食材。
日本で取れた海産物。
日本で売る価格よりも海外に持っていくと、3倍の値段で売る事が出来る海産物も多いです。
今日豊洲市場で買い締めた海産物をそのまま空輸して海外に納品する。
日本と海外で海産物のサヤ取りです。
このアービトラージをやる商売人が増えると日本の美味しい食材が日本国内で買いにくくなり、日本での食材全体の価格が上がります。
お金ある人は、これまで通り買えますが、お金無い人は高くて買えなくなるのです。
人口数世界1で経済成長を続けているインド。
スパイスの価格が高くなり続けています。
日本でカレーの価格は上がり続けているのです。
インドからスパイスを輸入している日本
これまで通りカレーを作る事が出来ますでしょうか?
スパイスが高くて買えずにカレーが作れない。
日本の国力が低下する事によって、将来的にカレーが高級料理になる可能性もゼロではありません。
食べ物だけでなく海外との競り合いに負けると、今まで当たり前だった事が日本国内で困難になります。
■2つ目 商品サービスが入ってこない
今、あなたが使っているスマホやパソコン。
海外の最新機器は、各メーカーがわざわざ日本語対応してくれる事で、私達は、便利に使えています。
しかし人口減少に加えて商品を購入出来る経済力を持った人も減る日本。
商品やサービスを日本人向けの提供を辞める企業が出てきます。
私は、海外の最新トレンドを追って情報収集をしています。
言語は英語です。
商品を買う(輸入)する際も日本まで送ってくれない商品も多くあります。
私は、ゲームや映画などが趣味ですが、日本語対応しないエンタメも増えてきました。
ましてや日本企業のソニーは、日本人向けにゲーム機を作らず、海外向けを想定してゲームを作っています。
日本企業ですが日本人をお客する気があまりない。
そういう企業は今後増えることでしょう。
これまで日本人向けに海外が対応してくれていた背景は、日本が経済的に豊かだったからです。
経済的に貧しくなると海外の商品やサービス、そして情報も入ってこなくなり悪循環に陥ります。
■3つ目 治安が悪くなる(イライラ)
1つ目の物の価格が上がり買い物出来ず、2つ目の海外から良い商品やサービスも入ってこない。
そんな状況の中、現在の社会保障制度を維持すると増税になり国民の不満やストレスは高まります。
このような状況から日本人のイライラやストレスは高まります。
有名人(お金持ち)が不倫すれば全力で叩いて地位から引きずり下ろす。
飲食店でイタズラをした高校生を匿名の大人が全力で叩き学校に電話。
少年の人生丸ごと潰そうと頑張る。
シンプルに金品盗むような分かりやすい犯罪もありますが、日本人全体のストレスが、誰か弱い人をイジメる方向に働いているのです。
お金が無くなり心まで貧しくなり余裕が無くなっている状況と言えるでしょう。
今の日本にピッタリだと思いませんか?
以上、日本の国力が低下する事で国民の身近なデメリットをお届けしました。
日本全体の解決策を個人で考えても難しいです。
しかし皆様個人だけ助かる方法はあります。
お金の知識を身につけましょう。
お金を稼ぎ、増やし、守りましょう。
そうすれば、ゆっくり衰退する日本でも美味しい物食べて楽しく暮らす事が可能です。
私は、日本が大好きです。
今後、日本で美味しい物を食べられるように頑張ってお金を稼ぎ増やしていく方針です。
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