株式会社サヤトレの増田です。
本日は「貧乏人の情報」をテーマにお届けします。
過去私は、総合証券会社に勤め、お金持ち相手に営業を行っていました。
富裕層営業です。
金融や投資情報をお客様に伝える立場から「お金持ちには良い情報が集まる」
そう感じていました。
分かりやすく言うと・・・
■お金持ちに良い情報が集まり、ますますお金持ちになる
■貧乏人には、良い情報が入ってこず、貧しい状態が続く
私は、自分が担当するお客様全員に良い情報をお届けしたい。
本気でそう思っていました。
しかし、それは残念ながら不可能です。
金融の営業は全国の人に一斉に情報発信が出来ません。
1人の営業員が出来る情報伝達の手段は・・・
■電話
■資料郵送
■自宅にまで行く
上記のアナログな方法です。
つまり1日伝えられる件数に限界があります。
時間的に不可能なのです。
1か月20営業日ある平日の業務時間で課された営業ノルマをクリアするためには、お金持ちとだけ仲良くなり信頼構築する事になります。
10人に電話して100万円ずつ集めると1000万円です。
しかしお金持ち1人に電話したら1000万円出ます。
限られた業務時間内で営業の成果を出すには、お金持ちを中心に営業する事が必須です。
この結果、お金持ちの元に良い投資情報が集まり
お金持ちがますますお金持ちになっていく。
資本主義は、面白くないゲームバランスになっています。
しかし本当に金融の情報が必要なのは、お金持ちよりもそうではない人達です。
本当にお金が必要な貧困家庭や生活保護の方に、お金の情報はほとんど届いていません。
お金についてアドバイスが出来る詳しい人は、皆お金持ち相手に情報提供をするからです。
お金が無い人に親切にお金のアドバイスや、情報提供してもリターンが期待できないのです。
これをお読みのあなたは投資家なので、余裕資金があり裕福な方が多いと思います。
あなたは、自分の労力と時間を使って、リターンが期待しにくい方に向けて真剣に価値のある情報提供出来ますか?
家族であれば、愛の力で出来ても、他人には中々難しいのではないでしょうか?
私自身が持っているお金の情報に関して、貧乏な人に教えて1万円頂戴する事は難しいです。
しかしお金持ちの中小企業の社長であれば、コンサル費用で100万円貰える自信があります。
同級生の友人に私の金融情報を教えたところ、友人は1000万円の価値があると述べていました。
本当にお金の情報が必要な人にはリターンが期待できず、ボランティアになり教える事が中々出来ないジレンマです。
お金の無い方に向けてのお金の知識提供や金融教育をしている方がいれば、それはとても素晴らしい社会貢献活動であると私は感じます。
近年、学校でも金融教育が導入され始めています。
子供への金融教育はとても大事です。
次世代の子供達がお金に関する正しい知識を得て将来貧困にならない。
このサイクルに期待しましょう。
お金について詳しくアドバイス出来る方は、まずは自分の目の届く、責任がとれる家族からお金に関する情報をお伝えするのが良いでしょう。
お金持ちに良い情報が集まり、貧乏な人には良い情報が入らない。
元証券会社員が感じた内容をお届けしました。
以上、資産運用のヒント、ご参考になれば幸いです。
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